リレー栽培
リレー栽培という方式で生産されている胡蝶蘭が、流通の大半を占めています。
今やその数は、全体の50%以上にも及びます。
リレー栽培とは、生産者が変わり担当制を作って、一つのものを育てる方法です。
詳しく説明すると、苗を台湾の契約農場で栽培し、開花株を日本に輸入し、その後日本の生産者が育てる栽培方法です。
要するに、培養から開花処理の段階ごとに、生産者がリレーして栽培するのです。
イチゴやシクラメンなどの栽培も、よくこの方法で行われています。
もちろん純国産品としてつくられているものもありますが、大半はこの手法が用いられています。
リレー栽培の一番のメリットは、ずばり時間短縮。
日本国内で培養した際は、市場に出るまで5年以上かかってしまうデメリットがあります。
リレー栽培を用いると、輸入後半年程で開花し生産することが可能になります。
また、亜熱帯地方での27℃~33℃の環境が、栽培に適しているので、負担をかけずに育てることができます。
そしてコストの削減ができるので、リーズナブルな商品を提供できることもポイントです。
コストをおさえることで、より利用できる商品になりました。
昔は希少だったこの花も、近年ではホームセンターなどで安く販売されているほどです。
以前までは、国内一貫生産の方が高い品質の花が生産されるといわれていました。
しかし近年技術の進歩が進み、花茎は太く、花持ちが良い、より品質の整った商品に仕上がるとの声も多いようです。
